成立ちとあゆみ

1)切実な要求から生み出された「大阪保育運動連絡会」

大阪府下各地で取り組まれていた母親運動を結集し、1964年、「大阪保育運動連絡会」が結成されました。 府や各市町村、国に向けての要求運動が強化され、保育所・学童保育所の建設や内容改善の大きな力となりました。
入園・入所相談、保護者会づくり、保育者の職業病検診や、職業病、乳児産休明け保育、保育時間、給食などの問題に取り組み、解決のために力を合わせた活動を展開してきました。
保護者・保育者・施設長・研究者が手をつないで、広く福祉、教育、医療の関係者と連携を取りながら、活動を行い、また、学習や研究を進めてきました。

2)保育運動の成果を広げる 「大阪保育運動センター」を設立

「大阪保育運動連絡会」が中心となって、「財団法人大阪保育運動センター」が建設されました。さらに、1999年には第2期建設運動に取り組み、会議室、事務室を増設し、各団体の活動の拠点として活用されると共に、学習・研究の推進に役立っています。
大阪保育運動センターには、大阪保育運動連絡会、大阪市保育運動連絡会、大阪学童保育連絡協議会、大阪市学童保育連絡協議会、大阪保育研究所、大阪保育問題研究会、学童保育指導員専門性研究会が事務局を置き、保育団体の日常的な交流、保護者・保育者・専門家の連携を担っています。

3)国際児童年を記念して「大阪保育研究所」と「新金岡センター保育園」を設立

子どもたちの人間としての豊な可能性をつみとる今日の危機から子どもの権利を守るためには、親や保育者、研究者の共同の研究が一層必要となりました。1979年、国際児童年を記念して「保育研究所」と「新金岡センター保育園」の建設に取り組みました。1980年、保育園の設置運営にともない、「社会福祉法人あおば福祉会」を設立しました。
大阪保育研究所では、みんなの要求に基づいて、経験や実践の蓄積と理論化を推し進め、子どもを育てる総合的な科学の構築を目指します。
子どもの生活、あそび、教育、文化、自然環境などの急激な変化に対応するために、積極的に調査や研究活動に取り組んでいます。

4)ひるぜん自然の家

大阪学童保育連絡協議会の20周年記念事業として、子どもたちが広大な自然の中で集団生活ができるように、指導員や保育者の研修や保養のために、家族単位でも自然に親しめる「ふるさとづくり」にと「ひるぜん自然の家」建設を成功させました。
学童保育のキャンプや保育園の雪あそびに活用され、大阪ではなかなかできない集中セミナーや学童保育の「いきいき学校」などの企画も順調に回を重ね、毎年大好評を得ています。
学習に、リフレッシュに、米子自動車道の開通でぐんと近くなった「ひるぜん自然の家」、ますます活用されていくことでしょう。

5)福祉の担い手を育てる

●保育・学童保育専門学院設立(1985年)

大阪保育研究所の研究成果を若い世代に伝え、保育者や指導員の養成課程の研究事業として「大阪保育研究所付属 保育・学童保育専門学院」が開設されました。
学習と実習園での保育従事を組み合わせたユニークなカリキュラムで、ひとり一人に行き届いた教育実践を積み重ねることができました。

●大阪総合福祉専門学校を設立(1992年)

大阪保育研究所の教育実践を発展させ、今日の時代が求めている障害児や障害者、高齢者の介護のために、あおば福祉会が新たに介護福祉士の養成施設「大阪総合福祉専門学校」を設立・運営することになりました。
乳幼児期から高齢者にいたる、人間の発達を保障する実践や研究の次の1歩を踏み出しました。
2002年には厚生労働省の指定保育士養成施設として認可されました。

●大阪健康福祉短期大学を設立(2002年)

大阪総合福祉専門学校設立10周年を記念して、JR「堺市」駅前の国有地の払い下げを受け、(学校法人みどり学園)の協力をえて大阪健康福祉短期大学を建設。介護福祉士Ⅰ部、Ⅱ部が開学しました。


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